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2021.03.31 -
2025.03.12
5-1.行為コード
【機能】
【画面】
1.行為コードの登録
1. 概要
ORCAに登録したセット・自費・特定器材のコードを登録すると、カルテの行為入力で使用できるようになります。
行為区分 | 診療種別区分を入力します。 行為区分はその他>診療種別区分一覧表/診療行為コードをご参照ください。 |
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行為コード | 診療行為コードを入力します。使用する番号は重複しないようにご注意ください。 |
行為名 | マスタ名称を入力します。 |
算定器材コード | 算定器材コードを入力します。(一部の場合のみ) |
金額 | 金額を入力します。(一部の場合のみ) |
単位 | 単位を入力します。(一部の場合のみ) |
優先順位(数値) | 編集時のみ項目が表示されます。大きい数字を入力するほど上に表示されます。 |
表示 | 編集時のみ項目が表示されます。 非表示にするとカルテ画面で出てこなくなります。 |
2. 自費の登録
行為区分 | (非課税)950、(課税)960 |
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行為コード | (非課税)095000001~、(課税)096000001~ |
行為名 | 名称を入力します。 |
算定器材コード | 空欄 |
金額 | 金額を入力します。課税の場合、デフォルトは外税になります。 |
単位 | “円”を入力します。 |
※交通費など、金額を都度変更したい場合は下記のように金額欄を0円にしてご登録ください。
3. 特定器材の登録
カテーテルやバルーンなど、在宅材料を商品名で算定・処方したい時にご登録ください。
行為区分 | 149:処方箋に載せたい場合 142:レセプトの14コード(在宅)で算定したい場合 402:レセプトの40コード(処置)で算定したい場合 |
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行為コード | 処方箋に載せたい場合は059000001~、在宅・処置欄にレセで載せたい場合は0580000001~の連番でご使用ください。 |
行為名 | 商品名を入力します。 在宅・処置については、見分けやすくするために名称前に【在】or【在宅】、【処】or【処置】と目印の文言を付けてください。 |
算定器材コード | その商品の算定器材コードを入力します。 ※行為コードを059000001~で登録した場合は、空欄にしてください。 ただし、電子処方箋で使用する場合は入力が必要です。 |
金額 | 空欄 |
単位 | 区分を149で設定した場合:処方箋に載せる単位を入力してください。 区分を142、402で設定した場合 :レセプトに載せる単位を入力してください。 |
※同じ商品を処方箋・14コード・40コードに登録したい場合は、058******のコードは使いまわさずそれぞれ異なる番号でマスタを3つ作成してください。
※処方箋用(区分:149)の場合は、行為コード058000001~でもご登録いただけます。
058000001~で登録した場合、ORCAで出す点検レセに処方内容が載ります。
例:
4. 検査料が発生しない検査マスタの登録
eGFRなど検査料を持たない検査のオーダーファイルを作成したい場合は、下記内容でご登録ください。
行為区分 | 600 |
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行為コード | 008500001~の連番でご登録ください。 |
行為名 | 検査名を入力 |
算定器材コード | 空欄 |
金額 | 空欄 |
単位 | 空欄 |
※ファルコバイオシステムズ以外の検査会社をご利用の場合は「設定」>「5-3.カスタム検査項目」にも設定が必要です。
5. Pコードの登録
血中濃度などの検査を薬剤名でカルテに入れてオーダー作成したい場合は、下記内容でご登録ください。
※ORCA連携の場合のみ使用可能です。
行為区分 | 600 |
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行為コード | P00001~の連番でご登録ください。 |
行為名 | 検査薬剤名 |
金額 | 空欄 |
単位 | 空欄 |
6. 自費の処方
【モバカル】
行為区分 | 149 |
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行為コード | 059000001~ |
行為名 | 薬剤名を入力します。 |
算定器材コード | 空欄 |
金額 | 空欄 |
単位 | 処方せんに載せる単位を入力してください。 |
7. レントゲン部位
【モバカル】
行為区分 | 700 |
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行為コード | 002000006~ |
行為名 | 部位を入力 |
算定器材コード | 空欄 |
金額 | 空欄 |
単位 | 空欄 |
【ORCA連携】
ORCA内に部位の参考マスタが002000001~002000005でデフォルト登録されている場合があります。
採番のルールについては、ORCAベンダーによって異なるためベンダーへご確認ください。
登録方法については「ORCAのレントゲン部位の登録」をご参照ください。
【ちゃオ!連携】
ちゃオ!連携をご利用の場合は、ちゃオ!側もしくは上記の案内を参考に採番してください。 別途「電子媒体保存撮影」のコメントマスタの登録も必要です。
【J-MIS連携】
J-MIS連携をご利用の場合は、J-MIS側で採番してください。 別途「電子媒体保存撮影」のコメントマスタの登録も必要です。
8.フリーコメント
レセプトの摘要欄に決まった内容のフリーコメント(選択コメントとして指定されている内容は除く)を載せたい場合に登録します。
※ORCAのカルテ上で直接手入力する事も可能なため、登録は必須ではありません。
※モバカルのカルテ入力画面で、算定の吹き出しにコメントを入力する方法でもORCAにフリーコメントを送信する事ができます。
行為区分 | コメントを追加したい算定と同じ診療区分(数字3桁)を入力します。 ※「990」と入力すると摘要欄内の一番上に追加、「991」と入力すると一番下に追加されます。 |
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行為コード | 810000001~ |
行為名 | 任意のコメント内容を入力します。最大40文字(WebORCA連携の場合は70文字)まで入力可能です。 毎回入力したいコメント内容が異なる場合は「コメント」と入力してください。(※2) |
算定器材コード | 空欄 |
金額 | 空欄 |
単位 | 空欄 |
(※1)810000001はORCAに元から実装されているコードなためORCAへの登録は不要です。810000002~で登録した場合はORCAに登録してください。
(※2)名称に「コメント」と入れた場合は、カルテ入力画面の吹き出しマークから毎回異なる任意の内容を手入力できます。最大40文字(WebORCA連携の場合は70文字)まで入力可能です。
ORCA送信しカルテを展開すると、下記のように2行で表示されます。
上段の「コメント」は不要なため削除してください。
2. 行為コードの参照
「設定」>「5-1.行為コード」を開くと登録した行為コードの一覧が確認できます。
3. 行為コードの編集
1. 「設定」>「5-1.行為コード」を開き、編集したい行為コードの名前をクリックします。
2. 編集したい項目を入力して、「登録」をクリックします。
入力できる項目は新規登録時と同じです。
4. 行為コードの削除
削除はできません。不要なコードは編集で非表示にしてください。
5. 行為コードのインポート
概要
提携先クリニック等で同じ行為コードを使用する場合に、登録のお手間を省くことが出来る機能です。 インポートできるファイルは行為コードのエクスポートで出力したファイルです。
操作方法
1. 「インポート」をクリックします。
2. ファイルアップロードのポップアップが出るので、インポートするファイルを選択し、「送信」をクリックします。
3. 「ファイルをアップロードします。よろしいですか?」の確認メッセージが出るので「OK」をクリックするとインポートされます。
6. 行為コードのCSVインポート
「CSV インポート」をクリックすると取り込むファイルの情報が表示されるので、それに沿って CSV を作成してください。1行目はヘッダ扱いとなり取り込まれません。
※誤ってインポートしたマスタ情報は削除できません。登録した情報を使用しない場合はマスタの 「表示」欄を「非表示」に変更してください。
7. 行為コードのエクスポート
エクスポートしたい行為コードの右側のチェックボックスにチェックを入れ、「エクスポート」をクリックするとファイルがダウンロードされます。