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2021.03.31 -
2024.07.01
4-2.カスタム医事文書
【画面】
1.カスタム医事文書の概要
医療機関独自のオリジナル医事文書(カスタム医事文書)を作成する際に使用する画面です。インポート・エクスポート機能を使用することにより、自院で設定したカスタム医事文書設定を他院にコピーすることもできます。
<カスタム医事文書作成の流れ>
- 1. テンプレートファイル(Excel形式のみ可)を用意します。
- 2. 「設定」>「4-3.医事文書用テンプレート」に用意したテンプレートファイルを取り込みます。
- 3. 「設定」>「4-2.カスタム医事文書」で文書作成画面用の項目設定をします。
- 4. 患者の医事文書で文書が作成できるようになります。
- ・ 作成した文書はExcelファイルとして出力されます。PDF形式では作成できません。
- ・ 文書一括作成機能には対応していません。
- ・ 制限事項については、本ページの「2.医事文書用テンプレートの作成」をご確認ください。
2.カスタム医事文書の登録
操作方法
- ①「新規登録」をクリックします。
- ②各項目を入力します。
項目名 詳細 (1) 見出し 任意の文書名を入力してください。
医事文書作成画面で表示される文書名となります。作成した文書内には反映しません。(2) テンプレート [4-3.医事文書用テンプレート]で設定したテンプレートを選択します。 (3) 優先度 カスタム医事文書が複数登録されている場合に、カスタム医事文書の表示順を並び替えることができます。大きい数字ほど上に表示されます。 項目名 医事文書作成画面で表示される入力項目の名称です。
作成した文書内には反映しません。表示位置 医事文書テンプレートのExcelのセルの位置を半角英数字で入力してください。
(アルファベットは大文字で入力してください。セルの位置の確認方法はこちらをご参照ください。)
例:ExcelのセルA列1行目に反映させたい場合は「A1」、
ExcelのセルC列11行目に反映させたい場合は「C11」を入力します。項目タイプ テキスト(1行) コメントを1行で表示したい場合に設定します。 テキスト(複数行) コメントを複数行で表示したい場合に設定します。 セレクトメニュー 特定の文言をプルダウンの中から選択したい場合に設定します。 ラジオボタン [複数の選択肢の中から1つだけにチェックが付けられる形式]のチェックボックスを設けたい場合に設定します。 チェックボックス [複数の選択肢の中から複数にチェックが付けられる形式]のチェックボックスを設けたい場合に設定します。 チェックボックス
(改行有り)[複数の選択肢の中から複数にチェックが付けられる形式]のチェックボックスを設けたい場合に設定します。 選択内容 「項目タイプ」にテキスト以外を選択した場合に、選択項目を作成します。
改行をすると別の選択項目として扱われます。
高さ 「項目タイプ」にテキスト(複数行)を選択した際に設定します。 入力支援 なし 未設定の状態です。
※「▼選択」の状態のままでも問題ございません。病名 文書作成画面で患者の保険病名情報を挿入できるようになります。 行為 文書作成画面で定期算定 + 直近 10 回分のカルテの算定履歴が挿入できるようになります。 処方 文書作成画面で定期処方・カルテの過去10回分(処方の有無に関わらず)の処方欄が挿入できるようになります。 日付 文書作成画面でカレンダーが表示され日付選択できるようになります。
※西暦年月日(yyyy-mm-dd)形式で入力されます。次回診療日 在宅の今後の予定日が表示され挿入できるようになります。
※外来の予定は表示されません。規定値 サマリ項目などの情報を、文書作成時に自動引用します。
例:
・「記入日」を選択した場合、文書を作成している日を和暦(令和〇年〇月〇日)で自動入力します。
・「病院情報」を選択した場合、「設定」>「1-1.クリニック情報」で設定している自クリニックの名称・住所・TEL/FAXを自動引用します。また、「手入力」を選択した場合は設定した文言が文書作成画面の入力欄に自動反映された状態になります。
優先順位 項目の並び順を設定します。数字が大きいほど上に表示されます。
優先順位の設定がない場合、意図しない並び順になってしまうことがあるので必ず設定してください。削除 登録した項目を削除したい場合にチェックを付けます。
チェックを付けた状態で「登録」で保存すると項目が削除されます。 - ③「登録」をクリックします。
※Excelのセルの位置確認方法
Excelのセルにはそれぞれ位置があります。
A列1行目のセルは「A1」、B列2行目のセルは「B2」などです。
セルを結合した場合の位置は左端、または左上のセルの位置となります。
結合したセルの位置を確認する場合は、結合したセルを一度クリックするとExcelの左上に位置が表示されます。
下図の例:B列1行(セルB1)からF列3行(セルF3)までを結合した場合、セルの位置は「B1」となります。
※項目タイプの設定詳細
項目タイプ | 医事文書設定画面 | 医事文書入力画面 | 文書での表示 |
---|---|---|---|
セレクトメニュー | ![]() |
![]() |
![]() |
ラジオボタン | ![]() |
![]() |
![]() |
チェックボックス | ![]() |
![]() |
![]() |
3.カスタム医事文書の参照
「4-2.カスタム医事文書」の画面で一覧がご確認いただけます。
4.カスタム医事文書の編集
「4-2.カスタム医事文書」の画面を開き、編集したい項目名をクリックします。登録する内容は新規登録時と同じです。
- ※登録した設定は削除ができません。
修正する際は「新規登録」ではなく、上書き修正してください。 - ※すでにご利用実績のあるカスタム医事文書を編集する場合は、作成済の文書に影響が出る可能性があります。
修正したい内容によっては、上書き修正ではなくインポート・エクスポート機能等を使用し新規で登録し直してください。
【上書き修正が可能な例】
・「項目名」「高さ」「入力支援」「規定値」「優先順位」の内容変更。
【上書き修正ができない例】
・「表示位置」「項目タイプ」「選択内容」の内容変更。
5.カスタム医事文書の削除
削除はできません。
6.カスタム医事文書のエクスポート
「設定」>「4-2.カスタム医事文書」を開き、任意の設定にチェックを入れエクスポートをクリックするとファイルがダウンロードされます。
7.カスタム医事文書のインポート
カスタム医事文書の「エクスポート」で出力した設定情報をモバカルに取り込むことができます。インポートした設定は上書きではなく、常に新規で登録されます。
操作方法
- ①インポートをクリックします。
- ②ファイルを選択します。
- ③インポートした設定は一覧の一番下に追加されます。(2)テンプレート、(3)優先度設定は引き継がないため編集で設定してください。