【機能】

  1. 物品の登録
  2. 物品の参照
  3. 物品の編集
  4. 物品の削除
  5. 物品の実績登録方法

【画面】

1.物品の登録

定期交換している物品や処置を患者ごとに紐づけることができる機能です。
交換頻度を登録することでアラート表示による交換・処置の実施忘れを防止したり、
訪問時に持参する物品リスト発行や、物品の在庫管理などが行えるようになります。
物品関連のその他機能は下記のマニュアルをご確認ください。

登録時には、「設定」>「8-1.物品管理」「8-2.物品カテゴリ」に事前設定が必要な場合があります。
詳細は下記の手順をご確認ください。

操作手順

①「処置・物品追加」をクリックします。
②各項目に入力します。

項目 詳細
処置名

処置名を入力します。
(尿バルーン交換,胃ろう交換など)

物品

任意の物品名を入力します。下記の2つの方法から追加ができます。

マスタから登録:
「8-1.物品管理」で登録したマスタを呼び出して設定します。カルテに物品の使用実績を記録する他、在庫管理など様々な機能が使用できるようになります。
色々な物品機能を使用したい場合はこちらの登録方法で設定してください。
※1つの処置内に同じ物品のマスタを複数登録することはできません。

個別に追加:
物品名を手入力で設定します。「8-1.物品管理」への事前設定は不要です。
カルテに物品の使用実績を残すことのみできるようになります。

算定項目

カルテで処置実績を登録した際に自動算定したい算定項目があれば設定します。
算定は「行為入力」ボタンから追加してください。

交換頻度

処置の交換(実施)頻度の日数を登録します。
カルテの直近の物品使用実績日を起算日とし、次回の交換日を判断します。
「アラート表示」を使用する場合は設定が必須です。
交換頻度に関する補足コメントがある場合は、括弧内に入力します。(コメント内容は、この画面でのみ表示されます。)

アラート表示

交換時期のアラートを表示したい場合に入力します。
アラートは、「在宅予定」の予定メモや「過去カルテ」画面の重要メモに本画面で入力した「処置名」が表示されます。アラートの表示期間は下記の通りです。
※アラート表示期間=「交換頻度」に入力した日数-「アラート表示」に入力した日数となります。
次回交換予定日が8月10日で、アラート表示を[7日前]に設定した場合は8月4日からアラート表示期間となります。

※「交換頻度」と「アラート表示」に同日数を入力していた場合は、表示期間が0となるためアラートが表示されません。

使用フラグ             

不要になった際は「中止」または「終了」を選択してください。
フラグを変更しても、カルテから実績は削除されません。詳細は本マニュアルの4.物品の削除をご確認ください。

2.物品の参照

患者の「物品」タブで一覧がご確認いただけます。
写真は、「8-1.物品管理」で登録している写真が表示されます。

3.物品の編集

患者の「物品」タブで任意の登録情報を開き、「編集」ボタンを押すと編集が行えます。
登録内容は新規登録時と同じです。 

4.物品の削除

患者の「物品」タブで任意の登録情報を編集で開き、「使用フラグ」を中止または終了に変更してください。
どちらを選んだ場合も、一覧画面で処置名後に表示されるステータス名が異なるだけで大きな違いはありません。

5. 物品の実績登録方法 

患者画面の「物品」タブに登録後、カルテ作成画面を立ち上げると所見の下に物品の表示がされます。
処置名にチェックを付け使用数を入力後にカルテを保存していただくと実績が登録され、「物品」タブの
「処置日付」に使用日付が記録されます。 
①:患者の「物品」に登録した処置・物品名
※:患者の「物品」に登録した算定項目

患者の「物品」タブからも実績の登録が可能です。
カルテを作成後に「物品」タブを開きます。カルテの保存ステータスは問いません。
「処置日付」欄の+マーク(緑色)をクリックし、紐づけたいカルテの日付を選択してください。
※カルテから処置を入力している場合(上述)は、この操作は不要です。
※カルテを作成していない日付は設定することができません。
※処置カルテ選択画面で表示できるカルテはで10個までです。
 それ以前の場合は直接カルテ編集から処置の登録をお願いします。


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