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2021.03.30 -
2025.07.14
カルテ入力
1.カルテの作成・保存
「診察開始(定期処方あり)」または「診察開始(定期処方なし)」を押してカルテ入力を開始します。
保存時は、「診察完了」「編集完了」「準備」「中断」の中から該当するものを押下します。
項目 | 詳細 |
---|---|
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カルテ入力を開始します。 定期処方・定期算定の登録がある場合は、自動入力されます。 |
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カルテ入力を開始します。 定期処方を自動入力させたくない場合は、こちらを押してください。 ※定期算定の内容は自動入力されます。 |
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カルテ入力を完了し、入力した内容を保存します。 編集でカルテに入った場合は、ボタン名が「編集完了」に変わります。 |
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カルテ入力を中断し、入力した内容を準備ステータスで保存します。(「中断」とは過去カルテ画面で表示されるアイコンのみが異なります) |
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カルテ入力を中断し、入力した内容を中断のステータスで保存します。(「準備」とは過去カルテ画面で表示されるアイコンのみが異なります) |
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入力した内容が破棄されます。 編集でカルテに入った場合は、ボタン名が「編集中止」に変わります。 |
2.所見の入力(入力ウィザード)
「診察開始(定期処方あり)」または「診察開始(定期処方なし)」を押すと、下記のような入力補助画面が表示されます。
ウィザードを使用せずに所見入力したい場合は、右上の赤い×で閉じてください。
また、診察開始時に起動するウィザードの有無、ウィザードの種類は「設定」>「1-3.ユーザー管理」から変更できます。
- 入力ウィザード
→「定期訪問」「往診」「電話再診」「夜間往診」「外来」の5タイプから選択できます。
項目の追加や修正等はできません。 - カスタムウィザード
→診療タイプや入力欄、入力方式を自由にカスタマイズできるウィザードです。
初期状態ではサンプルとして「定期訪問」「往診」「電話再診」の3タイプが登録されています。
カスタムウィザードの作成は、「設定」>「2-3.カスタムウィザード」から登録できます。
下記のような内容で反映します。
【所見欄の見方】
<所見メニュー>
項目 | 詳細 |
---|---|
過去 | 過去の所見がポップアップウィンドウで表示され、「Do」ボタンをクリックすると過去所見をコピーすることができます。 ※文字色を引き継ぎたい場合は、「設定」>「1-3.ユーザ管理」>各アカウント画面の「過去カルテdo所見文字色引継ぎ」を「する」にしてください。 |
手書 | 手書きのポップアップウィンドウが表示され、フリー記入やシェーマのテンプレートを選択して記入することができます。 |
定型 | 定型文のポップアップウィンドウが表示され、選択した文言を所見欄に入力することができます。 定型文は、「設定」>「7-1.カルテ定型文」から追加・編集することができます。 |
検査 | 直近5回分の検査結果が表示されます。✔(チェック)をつけた検査データを所見に入力することができます。(異常値には予め✔(チェック)が付いています。) |
オフライン保存 | 外出先で電波が無い等の理由で、オフライン保存をしたい時に押します。 オフライン機能については、「オフライン」>「患者情報」のマニュアルをご確認ください。 |
サマリ | サマリの内容が表示されたポップアップ画面が表示されます。 |
フラグ | カルテに目印を付けたい時に使用します。保存ボタンはございませんので、設定後はポップアップを閉じてください。 ※「フラグ」の候補は、「設定」>「10-13.カルテフラグ管理」で変更できます。 |
診療タイプ | 該当の診療タイプを選択します。 外来患者の場合は、「外来」をご使用いただくと「外来」>「外来受付」のステータスと連動します。 ※「設定」>「1-3.ユーザ管理」より、アカウントごとの診療タイプデフォルト値を設定できます。 |
診療科 | 該当の診療科を選択します。 ※「設定」>「1-3.ユーザ管理」より、アカウントごとの診療科デフォルト値を設定できます。 |
診療日 | 診療日を設定します。欄をクリックするとカレンダーから表示されるので、該当日を選択してください。 対応時間欄は、鉛筆マークをクリックすると現在時刻が入ります。 |
次回診療日 | 「予定確認」をクリックすると、カルテ入力画面上で次回予定の登録ができます。 登録は、「新規予定作成」または「カレンダー」から任意の日付をクリックし任意の内容を設定ください。 ※「在宅予定」や「カレンダー」から登録した次回予定が本画面上に正しく反映していない場合は、「更新」ボタンを押してください。 ※設定した次回診療日は、カルテ編集画面や「過去カルテ」画面に表示されます。 |
医師・同行者 | 医師・同行者を選択します。 同行者を設定する場合は、「同行者」のチェックボックスにチェックを入れてください。 |
診察場所 | 診察場所を入力します。 「訪問先」をクリックすると、サマリに登録している「施設」や「住所」または「地図住所」の値が挿入されます。 「自宅」をクリックすると、”自宅”というコメントが挿入されます。 |
各種バイタル情報 | 任意の内容をご入力ください。 事前に「看護記録」にバイタルを入力していた場合は、カルテ画面で「バイタル取得」を押すと情報を引用できます。 また、「バイタル」を押すと過去のバイタル情報を折れ線グラフで表示します。 「身長・体重」を押すと前回カルテに入力した身長・体重を引用します。 |
所見欄 | 所見内容をご入力ください。 「U」ボタンや、「文字色」ボタンを押下すると、文字を太文字にしたり文字色変更ができるようになります。 |
<居宅療養指導内容> | 居宅療養管理指内容を入力する欄です。 この欄に指導内容を入力しておくと、「居宅療養管理指導書(汎用)」を一括作成する際に内容が自動引用されます。 |
<ご家族連絡事項> | ご家族への連絡事項を入力する欄です。 この欄に指導内容を入力しておくと、「居宅療養管理指導書(汎用)」を一括作成する際に内容が自動引用されます。 |
写真 |
最大3つまでファイルを添付できます。ファイル形式に制限はありません。 |
小・中・大 |
所見欄右下の小・中・大ボタンを押すことにより、カルテ編集画面のフリーテキスト欄に入力した文字サイズが変化します。 |
※カルテ編集時に医師名下に表示される「医師ORCA ID」欄は、ORCA送信時に必要な情報です。
「設定」>「1-3.ユーザ管理」で設定した「ORCA職員ID」が自動挿入されます。
空欄の状態でORCA送信した場合は、ORCA「職員情報」で0001に登録されている医師のカルテとして扱われます。
※カルテ所見に、「褥瘡の分類(DESIGN-R)」「長谷川式簡易知能評価(HDS-R)」「老年期うつ病評価尺度(GDS-15)」「MMSE」を記載する場合は、入力支援メニュー欄(カルテ画面左下)に入力支援機能がございます。
3.病名登録
病名の入力や転帰をする欄です。
継続病名を新規登録した場合、カルテの日付が開始日になります。
転帰時は必ず転帰日の入力をする必要があります。転帰日はカルテの日付以外の日付を指定することもできます。また、「一括転帰」のボタンを押すと他の病名に転帰情報をコピーできます。
また、病名を入力した際に欄下に出る候補に修飾語は出ません。必要な場合は手入力ください。
※病名の前後に「*」が付く場合があります。
病名前の「*」は、「単独使用不可の病名」、病名後の「*」は「特定疾患の病名」のなります。
※モバカル上では、未コード化病名(編集病名)・単独使用不可病名に対してエラーは出ません。
転帰の種類については下記の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
治癒 | 「治癒」で転帰する場合に使用します。 |
死亡 | 「死亡」で転帰する場合に使用します。 1つの病名を死亡転帰すると、「すべての病名を死亡転帰しますか?」とメッセージが出て 一括転帰することができます。 |
中止 | 「中止」で転帰する場合に使用します。 |
取消 | 誤って転帰登録した場合に使用します。転帰欄を「取消」に選び直し、転帰日を消してカルテを保存すると継続病名に戻ります。 ※モバカル単独使用の場合のみお使いいただけます。ORCA連携、ちゃオ、J-MIS連携ではご利用はお控えください。 ※ちゃオ、J-MIS連携で「取消」を使用してしまった場合は、ちゃオ!(J-MIS)側で転帰日(終了日)に入っている情報を削除してください。 |
4.行為入力(算定の登録)
項目 | 詳細 |
---|---|
行為入力 | 算定名を検索して登録したい場合はこちらを押してください。 |
算定セット | 「設定」>「2-1.処方・算定セット」で登録した内容を呼び出します。 |
過去 | 過去Doしたい場合はこちらを押してください。 |
チェック | 検査項目を入力してから「チェック」ボタンを押すと検査の適応病名を一括入力することができます。 |
※行為備考はモバカルカルテ画面にのみ表示されるメモ機能です。ORCA送信はされません。
※定期算定登録したい場合は、「定期算定として登録」にチェックを付けてください。
※ORCA送信し、ORCAでカルテを確定するとORCAで確定した算定内容が緑字でフィードバックされます。
※同日診療分として複数の保険、または診療科のカルテを作成する場合は
モバカルのカルテを複数作成し、それぞれのカルテに利用する保険と診療科を登録してください。
※ORCAの「21診療行為」で「#(保険指定入力)」や「$(診療科指定入力)」を
使った診療録を作成するとモバカルに正しくフィードバック(緑字の算定情報)が反映されません。
また、収納管理をお使いの場合は明細が正しく反映されません。
<参考:ORCAの#で区切った診療録>
【行為入力】
「設定」>「5-1.行為コード」で登録したマスタは、全て「自費・セット」の中に振り分けられます。
選択式コメントを追加したい場合は「選択コメント」からコメント内容を検索します。
「選択コメント」ボタンから検索した場合は、レセプトの摘要欄の一番下にコメントが入ります。
算定直下にコメントを入れたい場合は、「管理料(130)」「在宅(140)」など算定と同じ診区番号が付いている入口より検索してください。
※110、120の診区に対してはモバカルのシステム上、算定直下に入れることができません。
他の診区でコメントを付与した後にレセコン上で修正頂くか、レセコン上でコメントを追加いただく方法を推奨しております。
※算定名に、”(システム予約)”と記載のあるマスタは算定用のマスタではありません。
ご使用にならないようご注意ください。
【セットの利用】
事前によく使う算定のセットを組むことができます。
方法については、「設定」>「2-1.処方・算定セット」、もしくは「2-2.入力支援セット」をご確認ください。
・算定セットの使い方
「行為」の枠内にある「算定セット」を押してください。
※ユーザごとにセットフォルダを表示・非表示設定したい場合は、「設定」>「1-3.ユーザ管理」から設定できます。
・入力支援セットの使い方
カルテ画面左下にある「入力支援メニュー」から希望のセットを選択してください。
検査セットはセット名をクリックし、算定したい項目にチェックをつけ、「選択完了」を押すと行為欄に挿入されます。
【過去DOの活用】
「過去」ボタンをクリックすると、過去にモバカルやORCAで算定した内容をDOする事ができます。
DOの引用内容は文字色によって異なります。詳細は、下記の通りです。
「すべて追加」を押すと、文字色に関係なく全ての項目がDOされます。また、「一部追加(緑以外)」を押すと緑字以外の算定項目のみDOされます。
項目 | 詳細 |
---|---|
黒字 | 過去にモバカルのカルテ上から算定追加された算定項目です。 |
赤字 | 過去にモバカルのカルテ上から算定され、ORCA送信後にORCA上で削除された算定項目です。 |
緑字 | 過去にORCA送信後にORCA上で追加した算定項目です。 |
5.院外処方・院内処方
処方を入力する画面です。
過去に処方した内容のコピーや、事前に登録したセットを使って入力することもできます。
院外処方は定期処方登録をすることもできます。
※処方薬の前のチェックボックスにチェックを入れると、その薬剤は変更不可扱いになります。
項目 | 詳細 |
---|---|
新規 | 薬剤を新規追加する時に押してください。 |
セット | 「設定」>「2-1.処方算定セット」で登録した処方セットを呼び出します。 |
定期 | 定期セットを呼び出します。 |
過去 | 過去の処方をDoしたい時に押します。 |
履歴 | 過去の処方履歴を確認したい時に押します。 |
チェック | 病名チェック機能を使用したい時に押します。 併用 |
処方セット登録 | 院外処方欄に入力している処方内容を、「設定」>「2-1処方・算定項目セット」に登録することができます。 |
分割 | 分割処方したい時にチェックを入れてください。最大3回まで分割指示を入力できます。 |
包 指 緊 | 定型文(全体一包化・訪問薬剤指導・在宅患者緊急薬剤指導)が院外処方備考欄に挿入されます。 |
使用期間 | 処方箋の使用期間を記載したい場合にご入力ください。 |
リフィル処方 | チェックを入れると、リフィル処方の指示内容が処方箋に印字されます。 ※ORCA 側で「処方箋料(リフィル・その他)」もしくは「処方箋料(リフィル以外・その他)」を自動で判断し、算定します。 またリフィル処方のコメント「099208102 【リフィル】 回」も自動で付与します。 ※ちゃオ・J-MIS連携の場合、モバカル上でのリフィル処方箋機能は未対応です。レセコン側から出していただくようお願い致します。 |
定期処方登録(チェックボックス) | チェックを付けてカルテを保存すると、処方内容が定期処方に登録されます。 |
一般名処方 | チェックを付けると一般名処方の処方になります。 |
電子処方箋 | 電子処方箋で発行したい場合にチェックします。 ※電子処方箋出力時にエラーで発行できなかった場合は、自動でチェックが外れます。 |
定期処方登録(ボタン) | ボタンを押した時に入っていた処方内容が定期処方に登録されます。 |
※禁忌薬剤や、用法用量制限の設定を行うことも可能です。
禁忌薬の設定方法については「患者情報詳細」>「サマリー」、用法用量制限については「設定」>「6-5.薬剤用法用量チェックマスタ」をご確認ください。
※処方追加のポップアップ内で一包化・混合・公費内にチェックを付けると、処方箋にコメントが入ります。
※一包化・混合・公費内のコメントをORCA送信したい場合は、「設定」>「1-1.クリニック情報」>オルカ薬剤コメント送信>「使用する」に変更してください。
・このコメントはレセプトには載りません。
・WebORCA をお使いの場合、ラゲブリオカプセル処方時にはこの機能はご利用いただけません。
ラゲブリオ処方時にコメント・一包化などに付けたチェック内容は ORCAへは送信されません。
※カルテをORCA送信し登録した際、モバカルカルテの院外処方には処方内容のフィードバックはかかりません。
院内処方は、処方内容が「行為」欄にフィードバックされます。
【用法のカスタム】
お薬の用法用量をカスタムしたい場合は、「設定」>「6-1.院内処方用法編集」もしくは「6-2.院外処方用法編集」から設定が行えます。
詳細は、「設定」のメニューをご確認ください。
【定期処方登録】
定期処方登録を行うには下記の方法があります。
また、解除したい場合は患者画面の「サマリー」>「定期セット」から行えます。
項目 | 詳細 |
---|---|
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チェックを入れてカルテを保存すると、カルテ保存時に登録されていた処方内容が定期処方に登録されます。 カルテ作成時、デフォルトでチェックを入れておきたい場合は「設定」>「1-3.ユーザ管理」で設定できます。 |
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ボタンを押したタイミングで定期処方登録されます。 処方の一部だけ定期処方登録したい場合はこちらをご利用ください。 |
【病名チェック機能】
入力した処方内容に対する病名チェック・併用禁忌チェックを行うことができます。
(便利機能になりますので、レセプトの病名の適否を保証するものではありません。)
(1)事前準備
「設定」>「1-1.クリニック情報」で病名チェックタイプが確認できます。
※ORCA準拠は、ORCAに実装されている薬剤病名チェックマスタと同じ内容でエラーチェックをかけます。
ORCA上で独自にカスタム追加したエラーチェック設定はこれに含まれませんのでご注意ください。
(2)使用方法
処方登録を行った状態で、「チェック」のボタンを押します。
青い「!」マークは適応病名が付いている状態、赤い「!」マークは適応病名がない状態です。
赤い「!」マークを押すと、候補病名のポップアップが表示されます。
この際、併用禁忌に該当する処方を行っていた場合、緑のポップアップ内に赤字で警告が表示されます。
項目 | 詳細 |
---|---|
候補病名から選択 | 適応病名の一覧から選択します。病名の横にある+ボタンを押すと患者に病名が追加されます。 組み立てた病名は候補にあがってきませんのでご注意ください。 |
現病名から選択 | 現在患者についている病名の中から選択します。 病名の横にある+ボタンを押すとその病名が適応病名(「設定」>「6-3.薬剤病名チェックマスタ」)に追加されます。 |
病名の選択を行うと、「!」マークの色が青に変わります。
※「候補病名から選択」から設定した場合は、保険病名に選択した病名が登録されます。
【長期収載品】
処方追加の薬剤欄で、薬剤名の後ろに”(長期収載品)”と付いているものが長期収載品の対象薬剤です。
長期収載品の薬剤を処方追加すると、薬剤名の前に変更不可のチェック欄が2つ表示されます。
左のチェックが「変更不可(医療上必要)」、右が「変更不可(患者希望)」となるので該当する方にチェックを付けます。(両方にチェックは付けないでください)
※院外処方・院内処方どちらも操作方法は同じです。
※長期収載品対象外の薬剤には、患者希望による変更不可チェック欄は表示されません。
<処方箋見本>
処方箋の変更不可欄に×印が反映されます。
長期収載品対象外の薬剤の場合は、右の「変更不可」の方にチェックが付きます。
<ORCAカルテについて>
ORCAの21診療行為でカルテを展開すると、長期収載品の薬剤ごとに下記の指示コードが自動付与されます。
変更不可(医療上必要) | 変更不可(患者希望) | |
---|---|---|
院内 | × | 099209909 【先発医薬品患者希望】 |
院外 | 099209903【後発品変更不可】 | 099209909 【先発医薬品患者希望】 |
変更不可(医療上必要)の際に記載が必要である、変更不可理由のレセプトコメントは自動付与されませんので、手動で入れる必要があります。
21診療行為で、対象薬剤の直下に「//s」を入力するとコメントの一覧を呼び出せます。
※院外処方の場合は、「820101324 在庫状況等を踏まえ提供不可」のコメントは使用できません。
6.カルテメモ
カルテにメモをつけることができます。
ホーム画面の「申送り事項」にも表示されます。
(ホーム画面のカレンダーの日付とカルテの診察日が連動しています。)
7.注射せん
注射せんがある場合は入力します。
カルテを保存した後、過去カルテ画面から注射指示箋を印刷することができます。
【注射せんの出力】
過去カルテ画面から出力ができます。
<見本>
8.サマリ
患者の「サマリ」画面内にある「病歴」欄と連動しています。
カルテ入力画面から編集する際は、内容入力後にエンターを押し(内容を入力した次の行にカーソルが表示されている状態)、カルテ保存をする事で保存されます。
※カルテ入力欄の「サマリ」欄と患者の「サマリ」画面を同時に編集していた場合、排他処理がかかる可能性がございますのでご注意ください。
9.診療レポート自動作成
チェックをつけると自動で診療レポートを作成し、「医事文書」に保存されます。選択により出力される医事文書の形式が変わります。
チェックの有無のデフォルト設定は「設定」>「1-3.ユーザ管理」から行うことができます。
10.選択コメントの入れ方
選択コメントの吹き出しに入力した年月日やコメントがORCAに送信されます。
選択コメントについては、コメントコードの頭の数字によって年月日・時分・分・文字・・・と分類されております。
【共通の仕様】
- 値は半角で入力してください。
- 指定された形式でご入力ください。
形式が異なると吹き出しに入れた内容が正しくORCAに飛びません。 - 過去にORCA側で入れた値をモバカルで過去DOすると、入力形式が指定されたものと異なってしまうため正しくORCAに飛びません。
過去DOする際は、モバカルの吹き出しに入力したものをDOしてください。 - 診区110/120/600、院内処方、院外処方に対しての選択コメントは、モバカルでは算定直下に反映できないためレセコン上で入れていただくのを推奨しております。
- 該当の選択コメントには、コメントの後ろにコメントコードが表示されます。
①8501XXXXX について
吹き出しに年月日を「502-02-01」の形式で入力してください。
月日の前ゼロは省略可能です「502-6-1」。
年の元号を省略した場合は、5(令和)とします。年は西暦4桁も可能ですが、展開時に和暦変換します。
ORCAでは、下記の内容で届きます。
※下記のコメントはカルテの日付が反映されるため、この機能の対象外です。
- 850100106:往診又は訪問診療年月日(在医総管);(元号)yy”年”mm”月”dd”日”
- 850100107:往診又は訪問診療年月日(施医総管);(元号)yy”年”mm”月”dd”日”
- 850100124:点滴注射年月日(在宅患者訪問点滴注射管理指導料);(元号)yy”年”mm”月”dd”日”
②8511XXXXX について
吹き出しに時分を「12-02」の形式で入力してください。00時00分は「00-00」としてください。
ORCAでは、下記の内容で届きます。
③8521XXXXX について
吹き出しに所要時間を「120」の形式で入力してください。
ORCAでは、下記の内容で届きます。
④842XXXXXX について
吹き出しに検査値や回数等を数値(+1.25など、+,-の符合もあり)で設定してください。
「単一建物診療患者数(施医総管);」等の数量欄に数字を入れて送っていた選択コメントの場合は、吹き出しになにも入ってなければ今まで通り送信できます。
ORCAでは、下記の内容で届きます。
⑤830XXXXXX
吹き出しに理由などのコメントを入力してください。全角入力可。
ORCAでは、下記の内容で届きます。
※1つの吹き出しに50文字以上のコメントを入力した場合もORCAに飛びますが、1つのコメントにはならず50文字区切りで分けて表示されます。
ORCAでは、下記の内容で届きます。
(レセプトの載り方↓)
※マッサージ同意書(H30版)作成時に自動作成される算定カルテのコメントも、
吹き出しから診療行為コード:830100083「同意書又は診断書に記載した病名(療養費同意書交付料);」に付きます。
モバカルネットver.22.8 追加機能
薬剤病名のチェックをクリックした際の表示位置を調整しました。
適用病名が付いている病名については、これまで画面中央に適応病名欄が表示されておりましたが、適応病名が付いていない場合の候補病名と同じ位置に表示するように調整しました。
モバカルネットver23.2 機能追加
処方を入力する際に表示される、Pmdaのサイトに遷移するボタンと同じ機能のボタンを処方追加後の画面に追加しました。
カルテ入力時に「MMSE」のフォーマットを追加しました
カルテ入力画面>院外処方欄の「過去」の処方画面にて診療科が表示されるようになりました。
カルテ入力画面の「算定セット」「過去(行為)」のポップアップ位置を調整しました。
ver23.1までは、行為内の「算定セット」及び「過去」をクリックした際に表示されるウィンドウが「検査結果」や「サマリ」のタブに被ってしまっていましたが、23.2ではタブに被らないよう表示位置を調整致しました。
モバカルネットver23.6 機能追加
各画像をクリックいただくと拡大表示されます。
長期収載品の対応を行いました。
カルテ入力>院外処方>新規から、処方追加の画面で薬剤名を入力された際に、長期収載品に該当する薬剤には(長期収載品)という印が表示されます。
「処方追加」ボタンをクリックし、院外処方欄に登録された長期収載品に該当する薬剤名の左側にチェックボックスが2つ表示されます。
左側のチェックボックスは従来通りの「後発品変更不可」のチェックボックスです。(※長期収載品に該当しない薬剤の場合も表示されます)
右側のチェックボックスが患者希望のチェックボックスです。
患者希望の場合は右側のチェックボックスにチェックを入れると、処方箋の患者希望欄に×印が反映されます。
患者希望にチェックを入れた状態でORCA送信を行いますとORCAに「099209909 先発医薬品患者希望」というマスタが付与された状態で反映します。
このマスタが入力されていることにより、レセ用のコメントがORCAで自動付与されます。
長期収載品に該当する薬剤で、患者希望のチェックを入れていない場合は、ORCA送信後にレセプトコメントの入力が必要です。
薬剤の直下の入力コード欄に「//s」を入力し、Enter キーを押すとレセプトコメントの一覧が表示されます。
必要なコメントを選択してください。
※カルテを中断・診察完了・編集完了しますと、過去カルテと過去カルテ編集時の院外処方欄では長期収載品に該当する薬剤に(長期収載品)の印が表示されません。
過去カルテと過去カルテ編集時の院外処方欄では薬剤名の頭にチェックボックスが2つ表示されているものが長期収載品に該当する薬剤です。
カルテ入力画面のファイル添付に備考を付けられるようになりました。
カルテ入力画面下部にあります「ファイルを選択」の右側に「備考」欄を実装いたしました。
画像を添付し備考欄にコメントを入力して「診察完了」または「編集完了」を押下しますと、添付した画像の下部に備考に入力したコメントが表示されます。
院外処方の備考欄の定型文に「オンライン対応」を追加しました。
カルテ入力画面>院外処方枠の<院外処方備考>欄下部にある「オ」を押下すると、<院外処方備考>欄に「オンライン対応」と定型文が入力されます。
「過去の所見」、「過去の行為」、院外処方と院内処方の「過去の処方」画面に「診察日検索」機能を追加しました。
所見、行為、院外処方、院内処方で「過去」ボタンを押下します。
診療日検索のプルダウンから過去の診療日を選択し「検索」ボタンを押下しますと、その日のカルテに登録した内容が表示されます。
なお、診療日検索にて表示される日にちは直近10日分の診療日です。
所見欄の過去ボタンを押下 | 行為欄の過去ボタンを押下 |
---|---|
![]() |
![]() |
院外処方欄の過去ボタンを押下 | 院内処方欄の過去ボタンを押下 |
![]() |
![]() |
「行為入力」項目選択画面のカラム名を改善しました。
モバカルネットver.23.9 追加機能
Web ORCAで91マスタ登録>「1014包括診療行為設定情報」の設定を行い【包括診療】となる算定項目が、モバカルネットのカルテにフィードバックがかかった際に点数が表示される仕様でしたが、表示しない仕様に修正しました。
※リリース以降にORCA>21診療行為で登録したものから適応となります。リリース以前に登録したカルテは【包括診療】の場合も点数が表示されます。
※WebORCAのみ対応、オンプレORCA、WebオンプレORCA非対応