【機能】

  1. FD版オプションの概要
  2. カルテ入力
    所見入力行為(算定の登録)院外処方・院内処方サマリ注射せんカルテメモ
  3. 院内オーダリング機能 
  4. Web予約機能

【画面】

1.FD版オプションの概要

ファミリードクター版機能は、外来診療用の有料オプションです。
外来専用のカルテ入力画面や、オーダリング機能、Web予約機能がご利用いただけるようになります。
お申込については、弊社窓口へお問合せください。

2.カルテ入力

カルテ入力タブを開き、鉛筆マークのアイコンをクリックすると外来専用のカルテ画面に切り替わります。
(在宅用の画面に戻りたい場合は、再度アイコンをクリックしてください。)

※アイコンが表示されない場合は、
「設定」>「1-3.ユーザ管理」>「外来専用画面」を「使用する」に変更してください。

(1)所見入力

バイタルや所見内容を入力する欄です。ウィザードを使用せずに直接入力することもできます。
所見欄上部にあるメニューについては、在宅用カルテ入力画面の仕様と同じです。

<保存後のカルテ見本>

※「医師ORCA ID」欄は、ORCA送信時に必要な情報です。
「設定」>「1-3.ユーザ管理」で設定してある「ORCA職員ID」が自動挿入されます。
空欄の状態でORCA送信した場合は、ORCA「職員情報」で0001に登録されている医師のカルテとして扱われます。

(2)行為(算定の登録)

算定は「行為」タブで登録します。
在宅カルテと同様、ORCA送信しカルテを確定するとORCAで確定した算定内容が緑字で
フィードバックされます。

項目 詳細
行為入力 算定名を検索して登録したい場合はこちらを押してください。
算定セット 「設定」>「2-1.処方・算定セット」で登録した内容を呼び出します。
定期 定期算定を呼び出したい場合はこちらを押してください。
チェック 検査項目を入力してから「チェック」ボタンを押すと検査の適応病名を一括入力することができます。

※行為備考はモバカルカルテ画面にのみ表示されるメモ機能です。ORCA送信はされません。
※定期算定登録したい場合は、「定期算定として登録」にチェックを付けてください。
※同日診療分として複数の保険、または診療科のカルテを作成する場合は
モバカルのカルテを複数作成し、それぞれのカルテに利用する保険と診療科を登録してください。
※ORCAの「21診療行為」で「#(保険指定入力)」や「$(診療科指定入力)」を
使った診療録を作成するとモバカルに正しくフィードバック(緑字の算定情報)が反映されません。
また、収納管理をお使いの場合は明細が正しく反映されません。

<参考:ORCAの#で区切った診療録>

(3)院外処方・院内処方

「院外処方」または「院内処方」のタブから登録します。
定期セット登録をした場合、患者サマリ>「定期セット」の中に診療科別に格納されます。
セットの診療科は、登録時のカルテで選択した診療科になります。

項目 詳細
新規 薬剤を新規追加する時に押してください。
セット 「設定」>「2-1.処方算定セット」で登録した処方セットを呼び出します。
定期 定期セットを呼び出します。
履歴 過去の処方履歴を確認したい時に押します。
チェック 薬剤病名チェック機能を使用したい時に押します。
包 指 緊 定型文(全体一包化・訪問薬剤指導・在宅患者緊急薬剤指導)が院外処方備考欄に挿入されます。
リフィル処方 チェックを入れると、リフィル処方の指示内容が処方箋に印字されます。
※ORCA 側で「処方箋料(リフィル・その他)」もしくは「処方箋料(リフィル以外・その他)」を自動で判断し、算定します。
またリフィル処方のコメント「099208102 【リフィル】 回」も自動で付与します。
※ちゃオ・JーMIS連携の場合、モバカル上でのリフィル処方箋機能は未対応です。レセコン側から出していただくようお願い致します。
定期処方登録
(チェックボックス)
チェックを付けてカルテを保存すると、処方内容が定期処方に登録されます。
一般名処方 チェックを付けると一般名処方の処方になります。
定期処方登録
(ボタン)
ボタンを押した時に入っていた処方内容が定期処方に登録されます。

※禁忌薬剤や、用法用量制限の設定を行うこともできます。
禁忌薬の設定方法については「患者情報詳細」>「サマリー」、
用法用量制限については「設定」>「6-5.薬剤用法用量チェックマスタ」をご確認ください。

(4)サマリ

「サマリ」タブから確認・登録ができます。
患者の「サマリー」>「病歴」と連動しており、診察の際に追記するとサマリーの病歴欄に反映されます。

<サマリー画面>

(5)注射せん

注射せんがある場合は入力します。
カルテを保存した後、過去カルテ画面から注射指示箋を印刷することができます。

<注射せんの出力>

<見本>

(6)カルテメモ

「カルテ」タブから登録します。
カルテ用のメモ欄です。ホーム画面の「申送り事項」にも表示されます。
(ホーム画面のカレンダーの日付とカルテの診察日が連動しています。)

3.院内オーダリング機能

院内で実施する処置内容を事前登録し、カルテ画面上からオーダー(指示)を出すことができる機能です。

操作手順

①「設定」>「9-1.処置管理」から処置内容を登録します。
 (登録方法の詳細は、オンラインマニュアルの「9-1.処置管理」をご確認ください。)

②カルテ入力画面の「オーダリング」タブを開きます。
 「新規」より任意のオーダリングを選択してください。
 処置詳細がカレンダー下に表示されるので、オーダリングしたい内容にチェックを入れます。
 算定内容に不足がある場合は、「算定」「検査」「セット」から追加可能です。

項目 詳細
処置 「設定」>「9-1.処置管理」で設定した処置名が表示されます。
処置内容 オーダーの補足欄です。必要に応じて入力ください。
期限日 オーダーの期限を設けたい場合に入力してください。
ステータス 院内でのオーダーの状況に合わせて「未実施」「実施中」「実施済」に自動で変わります。
算定欄

算定したい内容にチェックを入れてください。
チェックした内容は、「行為」タブに連動して自動で算定されます。
 ・「算定」 :行為入力のポップアップを呼び出します。
 ・「検査」 :入力支援セットを呼び出します。
 ・「セット」:算定セットを呼び出します。
 ・「規定」 :「9-1.処置管理」で「規定」欄にチェック設定していた場合、
  「規定」ボタンを押すとそのチェック状態に置き換わります。

③「診察完了」または「編集完了」ボタンでカルテを保存します。

<保存後のカルテ見本>

④「外来」>「外来受付」と「院内オーダリング」画面にオーダー内容が反映します。
※オーダリングに「予約」のチェックが入っていると、
「院内オーダリング」>「一覧」タブに表示されません。(「スケジュール」タブには表示されます。)

<外来受付画面>

<院内オーダリング画面>

⑤処置対応が完了したら、鉛筆マークからステータスを「実施済」に変更します。

4.Web予約機能

患者自身がWeb上で外来予約が取れるようになります。
事前に「外来」>「診療日設定」と、「設定」>「1-1.クリニック情報」>「外来設定」の設定が必要です。
設定方法については、「診療日設定」、「1-1.クリニック情報」のマニュアルをご確認ください。
予約変更はできませんので、変更時は予約を取消してから再度予約登録してください。

<ログイン画面見本>

<診療科選択画面見本>

<予約画面見本>

<取消画面見本>

 

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