【機能】

  1. 診療集計の概要
  2. 様式11-3

 

【画面】

 

1.診療集計の概要

モバカルに登録している、カルテの診療タイプ、サマリーの初診日、ステータス(死亡日、死亡場所)などを元に「在宅療養支援診療所(病院)に係る報告書」を自動作成します。

カテゴリの「定期訪問」~「栄養指導」まではカルテの診療タイプを集計しています。テスト患者のカルテは集計されません。

カテゴリの「死亡患者数(自宅)」以下は「患者情報」>「サマリー」>「基本情報」のステータスと死亡場所をみて集計しています。死亡日の日付が入力されていない場合は反映されません。テスト患者は集計されません。

 

2.様式11-3

「様式11-3」ボタンをクリックすると「在宅療養支援診療所(病院)に係る報告書」を作成できます。モバカルに登録しているカルテの診療タイプ、サマリーの初診日、ステータス(死亡日、死亡場所)などを元に自動作成します。

  • ※Ⅳ、Ⅴの項目はモバカルでは集計されません。

操作方法

  • ① 「様式11-3」ボタンを押します。
  • ② 「様式11-3作成」ポップアップが開くので、集計期間とオプションを設定します。
    • ※オプションは、「Ⅲ.直近1月間における往診又は訪問診療の状況について」の集計対象となるカルテの診療タイプをカスタムする際に使用します。チェックを付けた診療タイプが集計対象になります。
  • ③ 「作成」をクリックすると、データが出力されます。(Excel形式)

各項目の詳しい集計条件は下記をご確認ください。

在宅療養支援診療所
在宅療養支援病院
に係る報告書(新規・〇〇月報告)
※該当するものを○で囲むこと

Ⅰ.直近1年間に在宅療養を担当した患者について

1.平均診療期間 ( 〇〇〇.〇 ヵ月)
((サマリーの初診日 ~ サマリーの死亡日、または集計期間内で最後の定期訪問日) ÷ 集計期間内に一度でも定期訪問のあった患者数) ÷ 30日

※患者数には、[患者情報]>[サマリー]>[編集]>[患者名]横の「テスト患者」にチェックをつけた患者は除きます。
※在宅療養を継続している患者も含みます。(地域によって計算方法が異なることがあります。)
※初診日の記入がない場合は、初回の定期訪問日が起算日になります。
※平均診療期間に実際にはあり得ない数字が入ってしまう場合は、[患者情報]>[サマリー]>[初診日]をご確認ください。
 初診日に「0000-00-00」等の数字が入っている患者がいる場合、正確に計算されません。

2.合計診療患者数 ( 〇〇 名)
  【再掲】死亡患者数 ①+②+③+④
( 〇 名)
    (1)うち医療機関以外での死亡者数 ①+②
( 〇 名)
      ア.うち自宅での死亡者数
( 〇 名)
      イ.うち自宅以外での死亡者数
( 〇 名)
    (2)うち医療機関での死亡者数 ③+④
( 〇 名)
      ア.うち連携医療機関での死亡者数
( 〇 名)
      イ.うち連携医療機関以外での死亡者数
( 〇 名)
  超重症児又は準超重症児の患者数
(15歳未満であって、3回以上定期的な訪問診療を実施し、在宅時医学総合管理料又は施設入居時等医学総合管理料を算定したものに限る。)
 
合計診療患者数 :集計期間内に一度でも定期訪問のあった患者数(テスト患者を除く)
【再掲】死亡患者数 :サマリーの死亡日から対象となる患者数を表示します。
サマリー>死亡場所>▼未選択の場合は死亡患者数に反映されません。
超重症児又は準超重症児の患者数 :集計期間内に一度でも定期訪問のカルテがあった患者のうち
15歳未満の患者数を対象にしています。

Ⅱ.直近1年間の訪問診療等の実施回数について

訪問診療等
の合計回数
 
(1)往診   (2)訪問診療 (3)訪問看護 (緊急を含む)
【再掲】 うち緊急の往診
①+②+③  
(〇回) (〇回) (〇回) (〇回) (〇回)
(1)往診 :カルテの診療タイプ(往診・緊急往診・夜間往診・深夜往診・休日往診)を対象とします。
【再掲】うち緊急の往診 :(1)往診のカルテの診療タイプから「往診」を除いたものを対象とします。
(2)訪問診療 :定期訪問の延べ人数となります。
(3)訪問看護(緊急を含む) :訪問看護・訪問看護(介護)を対象とします。

Ⅲ.直近1月間における往診又は訪問診療の状況について

① 初診、再診、往診又は訪問診療を実施した患者数 ( 〇〇 名)
② 往診又は訪問診療を実施した患者数 ( 〇〇 名)
③ 往診又は訪問診療を実施した患者の割合(②/①) ( 〇〇 %)
①②患者数 :[情報・集計]>[診療集計]>[様式11-3]>[オプション]で、チェックした診療タイプの患者数。
③割合 :②患者数÷①患者数。

Ⅳ.主として往診又は訪問診療を実施する診療所に係る状況(Ⅲの③が95%以上の医療機関は記入すること)(2) 直近1月間の診療実績(算出に係る期間;  年  月  日~    年  月  日)

a              
(1) 直近1年間に、訪問診療を開始した患者の紹介(文書によるものに限る。)を受けた保険医療機関
(算出に係る期間;  年  月  日~    年  月  日)
  保険医療機関の名称 患者の紹介を行った医師 患者の紹介を受けた日付
       
       
       
       
       
  在宅時医学総合管理料を算定した患者数  名
  施設入居時等医学総合管理料を算定した患者数  名
    ①及び②のうち、要介護3以上又は別表第八の二に規定する別に厚生労働大臣が定める状態に該当する患者数  名
  施設入居時等医学総合管理料を算定した患者の割合
②/(①+②)
 名
  要介護3又は別表第八の二に規定する別に厚生労働大臣が定める状態に該当する患者の割合
③/(①+②)
 名

Ⅴ.在宅支援連携体制について

1.在宅医療を担当する常勤の医師数 (      )名
2.連携する保険医療機関数 (      )医療機関
[記入上の注意]
1 Ⅰの1の「平均診療期間」は、患者1人当たりの在宅医療を開始してからの平均診療期間を月単位で記載すること。
2 Ⅰの2(1)の「うち医療機関以外での死亡者数」を記入するに当たり、介護老人保健施設等の入所施設で死亡した患者については、「イ.うち自宅以外での死亡者」欄へ計上すること。
3 Ⅰの2(2)の「連携医療機関」とは、事前に緊急時の受入を届出ている医療機関であり、在宅支援連携体制についても含むものである。
4 Ⅱの「うち緊急の往診」については、緊急又は夜間・休日若しくは深夜に行った往診を計上すること。
5 Ⅲについては、在宅療養支援診療所が記入すること。
6 Ⅴの「在宅支援連携体制について」を記載するに当たっては、自院を含めた数を記載すること。なお、第9の1(2)に規定する在宅療養支援診療所、第14の2の1(2)に規定する在宅療養支援病院が記載すること。

 

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