2023年5月8日より、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行します。
それに伴い、今までご使用になっていたコロナ公費が2023年5月7日で廃止となります。
5月8日以降は、検査公費が無くなり処方薬算定に関してのみ公費が使用できます。

  • ※オンプレORCAをご利用の場合、マスタ更新を行う事で使用できるようになります。
  • (2023年4月26日時点の情報を元に作成しています。)

<2023年5月7日 廃止>

保険番号 名称
093 PCR検査
094 コロナ軽症

<2023年5月8日 新設>

保険番号 名称
096 治療薬補助

 

1.新患登録について

ORCA「12.登録」の公費情報各欄に指定された内容をご入力ください。

負担者番号 指定された負担者番号を入力してください。
公費の種類 「096 治療薬補助」を選択してください。
受給者番号 「9999996」と入力してください。
適用期間 2023年5月8日~2023年9月30日の期間内でのみ指定できます。
  • ※外来を扱う医療機関様で、【093 PCR検査】【094 コロナ軽症】の適用期間を無期限で登録している場合は、適用期間を5月7日で切っていただくのをお勧めします。また、ORCAの機能で適用期間を無期限で登録していると「12登録」を開き「登録」ボタンを押した際に下記のメッセージが表示されます。

  • ※モバカルとORCAの連携の仕様で、5月8日以前に登録した公費情報は有効期間外と見なされモバカルに反映しません。その場合は、5月8日以降に「12 登録」を開き「登録」ボタンを押し直してください。

 

2.カルテ作成について

院外処方・院内処方で作成方法が異なるため下記にご案内いたします。
また、【096 治療薬補助】は下記の処方薬算定のみ対象となります。

ラゲブリオ®
パキロビッド®
ゾコーバ®
ベクルリー®
ゼビュディ
ロナプリーブ®
エバシェルド®

 

院外処方の場合

処方箋にのみ公費番号を記載する必要があります。
※カロナールなど、公費対象以外の処方を同時に行う場合でも、カルテは公費対象内外の内容を1枚にまとめて作成します。
公費対象薬剤追加時は「院外処方」>「新規」で処方追加ポップアップ内にある「公費内」のチェックを入れ「処方追加」してください。
再度「院外処方」>「新規」を押し公費対象外の薬剤を「公費内」のチェックを付けない状態で「処方追加」します。
この手順を行う事で、処方箋で出した時に対象薬剤にだけ「公費内」のコメントが入ります。
※ORCA上でカルテの保険種類を#で区切る運用は、モバカルカルテや収納管理機能に影響があるため推奨しておりません。

【作業手順】

  • ①カルテの行為欄で該当公費を選択します。
  • ②処方箋を印刷します。
  • ③ORCA送信を行い、21診療行為で保険種類を正しい内容に修正します。

 

院内処方の場合

レセプトに公費番号を記載する必要があります。
※カロナールなどの公費対象外の薬剤と対象薬剤の処方を同時に行う場合は、同一のカルテに登録するのではなくカルテを分けてください。
※ORCA上でカルテの保険種類を#で区切る運用は、モバカルカルテや収納管理機能に影響があるため推奨しておりません。

【作業手順】

  • ①カルテの行為欄で該当公費を選択します。
  • ②処方箋を印刷します。
  • ③ORCA送信を行います。
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